結婚式のカメラマン持ち込みとは
結婚式のカメラマン持ち込みとは、結婚式場の提携カメラマンではなく、新郎新婦お二人が好きなカメラマンを式場以外の外部業者から自分の結婚式に持ち込むことをいい、カメラマン外注と言うこともあります。
結婚式のカメラマン持ち込みの主な目的には、撮影費用の節約するため、好みのカメラマンを自分で選ぶため、カメラマンに直接要望を伝えて理想の撮影を行ってもらうため、等があります。
つまり、結婚式のカメラマン持ち込みを行えば、式場より大きく費用を抑えつつ、自分好みの撮影を実現できます。
結婚式のカメラマン持ち込みに対する式場タイプ
カメラマン持ち込みに対する結婚式場のタイプとしては
①無料で持ち込める結婚式場
②有料で持ち込める結婚式場
③ゲストとして持ち込める結婚式場
④原則、持ち込み禁止の結婚式場
の4つのタイプがあります。
式場との契約後ではなく、式場の下見見学時等、式場との契約前に予め確認しておくことがベストです。
①無料で持ち込める結婚式場
持ち込み料金がかからず、無料でカメラマンを持ち込みできる式場も多く存在します。
ただし、撮影制限がある場合もありますので、その点は確認しておきましょう。
②有料で持ち込める結婚式場
有料でカメラマンを持ち込みできる式場も多く存在します。ただし、持ち込み料金についてしっかりと確認を取ってください。
持ち込み料金は、カメラマン1名あたり税込33,000円~55,000円が多く、式場によっては税込110,000円というところもあります。
また、持ち込み料金が、カメラマン1名当たりなのか、1業者当たりなのか等の確認も必要です。
③ゲストとして持ち込める結婚式場
持ち込みは許可していないが、ゲストとしてカメラマンを招待すれば撮影可能な式場も多く存在します。
原則、カメラマンのゲスト席の確保が必要で、持ち込み料の代わりに、料理代やドリンク代等が発生します。
また、撮影制限がある場合も多いので、その点も確認が必要です。
④原則、持ち込み禁止の結婚式場
カメラマン持ち込みに厳しく、原則、カメラマン持ち込み禁止の式場も多数あります。
しかし、原則、持ち込み禁止の式場であっても、契約前であれば、カメラマン持ち込みを条件に契約すれば、許可してもらえることも多くあります。
また、もし契約後になっても「カメラマン持ち込みの前例」を出して交渉するとカメラマン持ち込みの許可をもらえる場合があります。「同じ結婚式場で挙式した花嫁さんがカメラマン持ち込みをしたという前例」を友人から聞いたりSNS等で見た場合には、その前例を出して式場側に確認、交渉してみてください。
持ち込みカメラマンと式場カメラマンの比較
持ち込みカメラマン
メリット
①撮影費用が節約できる②費用に対して納品データ数が多い
③結婚式の前に事前打ち合わせをし、カメラマンに直接要望を伝えることができる
④事前にカメラマンのサンプルを見て、好きなカメラマンを選ぶことができる
⑤カメラマンと事前にコミュニケーションが取れるので、当日も安心して任せられる
⑥結婚式後もマタニティ、お宮参り、七五三など家族の専属カメラマンとして繋がっていられることが多い
デメリット
①カメラマンの持ち込み料がかかる場合がある②お二人で手配する手間がかかる
③式場から撮影制限がかかる場合がある
④その式場に不慣れな場合、会場内の動線を把握できていなかったり、式場スタッフとの連携がとりにくい場合がある
式場カメラマン
メリット
①自分でカメラマンを手配しなくてもいいので手間が少ない②撮影制限がない場合が多い
③式場スタッフと連携が取りやすい
デメリット
①撮影費用が高い②費用に対して納品データ数が少ない
③事前にカメラマンと打合せができず、お二人の要望はプランナーを通して伝わるため、カメラマンがきちんと把握できていない場合が多い
④事前にそのカメラマンのサンプルを確認できない場合が多い
⑤当日までどんな人に撮影してもらえるかわからず、当日初めて会うので不安がある
⑥式場提携のカメラマンだからと言って、その式場での結婚式撮影に慣れているかどうかはわからない
式場と持ち込みの撮影費用の比較
式場の撮影料金は、中間マージン(式場の利益)を取るため、通常の撮影料金の相場の2~3倍に設定されています。そのため、当然、通常の相場よりも高くなっています。
一方、持ち込み撮影業者の場合、式場を通さずに依頼しますので中間マージンがなく、持ち込み料金等を考慮しても、式場に撮影を依頼する場合よりもお安くなります。
写真撮影費用の相場(結婚式+披露宴)
式場:税込13万円~30万円
持ち込み撮影業者:税込5万円~10万円+持ち込み料
記録ビデオ撮影費用の相場(結婚式+披露宴)
式場:税込18万円~30万円
持ち込み撮影業者:税込10万円~15万円+持ち込み料
エンドロール撮影費用の相場
*お支度完了~お色直し再入場まで
式場:税込18万円~30万円
持ち込み撮影業者:税込10万円~15万円+持ち込み料
持ち込みカメラマンの選び方
①価格の安さだけで決めない
持ち込みカメラマン業者の中には、破格の値段の格安業者も多く存在しますが、価格が安すぎる業者には要注意です。なぜなら、それだけ安い料金で仕事を受けているカメラマンはそれなりの実力しかないことが多いからです。また、サラリーマンとの掛け持ちで、土日のみアルバイトで撮影をしているカメラマンも多くみられます。適正な価格としては、式場の半額前後と考えて良いでしょう。それよりも安い業者については、以下の②③を必ず確認するようにしてください。②担当カメラマンの撮影データを見せてもらう
実際に担当してもらう写真カメラマンの腕前を確かめるためには、実際に過去に納品した結婚式一日の全撮影データ(納品データ)を見せてもらうことが重要です。ベストな写真だけを集めたようなベスト作品集(ポートフォリオ)はあまり当てになりませんのでご注意ください。また、映像カメラマンの場合にも、過去のエンドロールや記録ビデオの実際の納品データを見せてもらう事が重要です。
なお、式場提携カメラマンの場合は、まず担当カメラマンが撮ったデータを見せてもらえることがまずありませんので、カメラマン持ち込みのメリットとも言えます。
③担当カメラマンと直接打合せをする
担当カメラマンと直接打合せできるかどうかも重要なポイントです。直接コミュニケーションを取ることで、そのカメラマンの人柄や態度もよくわかりますし、撮影して欲しい写真や映像のリクエストをカメラマンに直接伝えることができます。なお、式場提携カメラマンの場合は、まず担当カメラマン本人と打合せはできませんので、カメラマン持ち込みのメリットとも言えます。
カメラマンを持ち込みする際の式場への確認事項
①持ち込み料金の確認
カメラマン持ち込み料金が有料の場合は、カメラマンの人数で料金が決まっている場合と、持ち込み撮影業者の数で決まってる場合等がありますので、その点もよく確認してください。もちろん、持ち込み料金を下げることも交渉で可能な場合もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。有料の場合の平均的な持ち込み料金は、カメラマン1名当たり税込33,000円~税込55,000円ですが、高いところはもっと高額になるところがあります。
②撮影制限の有無の確認
女性カメラマンしかブライズルームでの撮影ができない場合、挙式中の撮影エリアが制限されている場合、挙式中は着席での撮影となる場合等も多いので、撮影制限の有無の確認が必要です。もちろん、交渉で撮影制限を緩和することも可能です。披露宴会場については一般的に撮影制限はほとんどありません。③エンドロール編集場所の確認
エンドロールを持ち込みする場合に、以外に忘れがちなのが編集場所の確認です。編集場所は、披露宴会場内に設置してもらうのがベストですが、会場の隣室になる場合もあります。ノートPCが一台載せられる机と椅子の準備も式場に依頼する必要があります。結婚式場へのカメラマン持ち込みでお悩みの方へ
また、結婚式撮影当日までには担当カメラマン(写真は必須)と打ち合わせをさせていただき、担当カメラマンと友達になった上で撮影させていただきますので、当日もお二人も安心して撮影を任せられますので、自然な表情をたくさん残すことができます。
フォトの匠は、これまで300会場/800組以上の持ち込み/ゲスト対応の撮影実績があります。撮影はもちろん、持ち込みについての交渉方法など、何度でもお打合せさせていただきます。また、当店は式場提携は一切しておらず、持ち込み対応の撮影のみを専門とし、いつでもお客様の味方として、いろいろなアドバイスをさせていただいております。まずは、お問合せフォームやお電話(無料0120-993-296)にて、費用面や内容面でのお悩みについてお気軽にお尋ねください。
撮影料金について
持ち込み実績
また、撮影実績がない式場の場合でも、原則、カメラマンが会場下見をさせていただきますので、ぜひご安心ください。